「競馬でトリガミってどう言う意味?」
「がみったーって聞くけど何?」
「トリガミを防ぐ方法はないの?」
と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、競馬におけるトリガミについて説明していきます。
記事の後半では、「トリガミを防止する方法」も紹介しますので、最後まで読めば「トリガミ」について詳しくなれますよ。
ぜひ、ご覧くださいませ!
競馬のトリガミってどんな意味?
さて、ひと言で「トリガミ」と言われても、一体それがどんな意味の競馬用語かは、わからないことでしょう。
そこで、馬券購入でよく利用される馬連で具体的に紹介します。
例えば、馬連でたくさんの組み合わせ点数を買った場合など、せっかく当たったのに賭けた金額よりも手にした配当金の方が少ないことがありませんか?
実は、そのような「馬券が当たっても損している状態」をトリガミと言うのです…!
トリガミの語源は?
ところで、「トリガミ」という言葉は、どういう由来で生まれたのでしょうか。
諸説あるものの、有力なのが「粋(すい)が身を食う」という「ことわざ」が元だと言うものです。
「粋が身を食う」とは、「遊郭や芸者さんの居るお座敷などの遊びに馴れた人は、粋(いき)な人だともてはやされるが、最後はのめり込みすぎて身を滅ぼす」という意味合いです。
そこから、損をすることを「ガミを食う」と言われるようになり、今では「トリガミ」に変化したと言われています。
ちなみに、トリガミは競艇や競輪、オートレースなどの公営競技でも使用される言葉です。
トリガミを防止する3つの方法とは?
続いて、トリガミを防止する方法について紹介していきます。
トリガミを防ぐ方法は以下の3つです。
- 単勝か複勝で勝負する
- 馬連ボックスは人気馬を外す
- 軸馬を決めてそこから流す
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
(1)単勝か複勝で勝負する
トリガミ防止の1つ目の方法は、単勝か複勝で勝負することです。
単勝か複勝を1点買いしていれば、当たっても損をすることは絶対にありません。
当然ですが、複数の馬の単勝や複勝を買えば、オッズによってはトリガミになってしまいます。
(2)馬連ボックスは人気馬を外す
2つ目の防止方法は、馬連ボックスで人気馬を外すことです。
ボックスだと買い目も多くなり、人気馬同士の組み合わせで決まるとオッズも低くなります。
トリガミを回避したいなら、ボックスに入れる人気馬を出来るだけ少なくするパターンが良いのでしょう。
(3)軸馬を決めてそこから流す
3つ目の方法は、軸馬を決めてそこから流すことです。
軸となる馬からヒモ(組み合わせ相手の馬)に流せば、買い目がボックスより少なくて済みます。
ただ、軸馬が人気馬で、ヒモも人気馬の組み合わせの場合、買い目が少なくてもトリガミになるケースはあるので要注意です。
まとめ:競馬でのトリガミを防いで収支をプラスにしよう!
せっかく当たっても、損をしていたら馬券的中の喜びも半減してしまいます。
やはり「的中=儲ける」というのが競馬・馬券の王道ですから、できる限りトリガミにならないような買い方をする必要があります。
オッズにも常に敏感になるべきです。
ただ、「購入資金を少しでも残しておきたい」ようなケースでは、保険代わりに、多少損しても幾らかは戻ってくる買い方も戦略としてはあり得ます。
大切なことは、当たった場合、ハズレた場合をそれぞれ想定して、資金配分を計画しておくことなのです。