競馬新聞を買って、いざ予想をしようとしたときに、
「競馬新聞の印で〇▲×ってどういう意味?」
「この印って誰がつけてるの?」
といった疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
この記事では、競馬新聞につけられている印の意味や、誰がつけているのかを説明します。
印について詳しくなって、競馬をより楽しんでください。
競馬新聞の印「〇▲×」誰がつけて、どんな意味があるの?
まず気になるのは、競馬新聞につけられる印はいったい誰がつけているのかですよね。
それは、その新聞社の記者や評論家などが、調教やその馬の状態などを参考に印をつけています。
そのため、競馬新聞の種類によって、馬につけられる印の多さも違うのです。
あっちの新聞では印が多いけど、こっちの新聞ではあんまり印がついていない、なんてこともあります。
ちなみに、印は以下の7種類です。
- ◎(本命・二重丸)
- 〇(対抗・白丸・丸)
- ▲(単穴・黒三角)
- △(連下・白三角)
- ×(バツ・バッテン)
- ☆(星)
- 注(注意)
では、これらの印にはどんな意味があるのかを見ていきましょう。
(1)競馬新聞の印:◎(本命・二重丸)
印のなかで一番目立つのが、この◎でしょう。
この印は、一番能力が高く、展開も向いていて、1着で勝つ可能性が高い馬を意味しています。
(2)競馬新聞の印:〇(対抗・白丸・丸)
本命馬の次の評価で、2番目に勝つ可能性が高いことを意味しています。
(3)競馬新聞の印:▲(単穴・黒三角)
本命馬や対抗馬よりも信頼はできないけど、展開などによっては1着になる可能性がある。
3番目に勝つ可能性が高いことを意味しています。
(4)競馬新聞の印:△(連下・白三角)
1着になることは難しいけれど、2着にはなりそうな馬にこの印がついています。
馬券には絡んできそうという意味です。
(5)競馬新聞の印:×(バツ・バッテン)
関東圏と関西圏で使われ方が異なります。
使われている場合、「注」と同じような意味合いと考えてもいいでしょう。
(6)競馬新聞の印:☆(星)
穴馬として1着になる可能性がある、高配当が期待できる馬ということを意味しています。
(7)競馬新聞の印:注(注意)
注意が必要で、人気はあまりないけれども、もしかすると3着までに来て穴をあける可能性がある馬につけられます。
基本的にはこのような印となりますが、競馬新聞によっては独自の記号を使っていることがありますので、注意して見てみてください。
では、印の意味について振り返ってみましょう。
評価の良い順番に並べると以下となります。
「◎→〇→▲→△」
これらの印がたくさんついている馬は、それだけ勝つ可能性があるということです。
ぜひ予想の参考にしてみてください。
騎手(ジョッキー)の名前の横にも印があるけど、どんな意味があるの?
新聞を見ていると、騎手の名前の横にも「▲△☆」といった印がついていることがあります。
これは何を意味しているのかというと、減量騎手(見習い騎手)と言って、騎手免許を取得してから3年以下であること。
そして、勝利数が100勝以下の場合に印がつけられます。
よって、他の馬よりも軽い斤量で走ることが可能なのです。
印の意味としては以下となります。
印 | 勝利数 | 減量 |
▲ | 30勝以下 | -3kg |
△ | 31勝~50勝 | -2kg |
☆ | 51勝~100勝 | -1kg |
減量騎手は馬にかかる負担が少ないため、激走する可能性があります。
前走から減量騎手に乗り替わっている場合、狙ってみるのも面白いかもしれません。
競馬新聞の印の意味を知って予想を楽しもう!
印によって意味が違うのはわかりましたね。
競馬新聞の記者や評論家の予想を参考にしると、当たりやすくなるかもしれません。
ですが、自分の予想もその中に入れることで当たった時の嬉しさが倍増されます。
印を参考にするのも良いですが、自分の予想も大事にして競馬を楽しんでください。